番頭の独り言…

2002/6/15
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井の中の蛙、かぁ……

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サッカーW杯によって、そこかしこが大変な盛り上がりを見せている。あちき自身もご多分に漏れず、楽しませてもらっている。まぁ「C翼」世代だしね。
ただ、このような世界的なイベントを目の当たりにすることで“世界の狭さ”を痛感していることも確かだ。“世界の狭さ”といっても、政治的、時間的な問題などではもちろんない。あちき自身の腹ん中の“世界”だ。
スポーツニュースなぞの中で日本各地、そして世界各国での映像が流れている。そのうち、どれほどの土地を見知っているだろう。本気で「行きたい」と感じる土地がどれほどあるだろう。漠然と「行ってみたい」という想いは、世界のあちこちに対して感じる。しかし、そのほとんどの土地に「行く」ことはないだろう。その程度の想いだ。行ったことのない土地で、「いつかは……」と想うのはドイツくらいのものだ。もっとも、びみょ〜な縁で通じた土地だから、本当に行くかどうかとなるとせいぜい五分五分だな。所詮、あちきにとっての“世界”というのは、日本の一部と中国のひとつまみでしかないのかもしれない。
「悲しくも悔しくもない。ただそういう事実が存在するだけ」なんて言っても強がりなのかな、それともただの自惚れなのかもね。


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